◆親戚、友人などの法事、命日に生花を贈りたいが! 生花は宗教を問わずお供えとして使えます。
自分で持参しても、花屋などに頼んで手配をしても良いでしょう。
最近は、籠に入れたタイプのお花が多いようです。アレンジ花など。
地域や宗教によっても、お供えするお花や、スタイルが異なります。
例えば、仏式の葬儀では菊を使うことが多いですが、キリスト教では洋花が主体で色花も使ったりします。
《四十九日までは白色が主体》、 四十九日までは、菊、ユリ、胡蝶蘭などの白いお花主体に黄、紫を少し加えるが一般的です。四十九日というのは、近親者が喪に服する忌みの期間であって、死者の霊がそのまま家の屋根裏にとどまっているとか、あの世とこの世の中間をさまよっていると考えられています『香川の冠婚葬祭より』。
最近では、ときには故人の好んだ花や色花を加えて、また、デザイン性の高いアレンジ花を贈りたいというお客様もありますが、色花やデザイン花を贈りたい場合は、相手先と確認を行いましょう。
《四十九日以降は色花も大丈夫》 四十九日のあとは、少し色花を使って華やかでも大丈夫ですが、淡い色の花を加えるのが一般的です。
故人の好んだ花や色花を加えてというお客様も多くなりました。
《御霊前と御仏前の違い》 仏式の場合、亡くなられてから四十九日までが、御霊前です。それより後の法要、例えば一周忌、三回忌はいずれも御仏前です。
神社神道の場合は、亡くなられた日から御霊前となります。四十九日に相当する五十日霊祭,一周忌に相当する一年霊祭などにおいてもご霊前です。この場合、読み方としては、「御霊前」というより「みたまのまえ」と読んだほうが良いでしょう。
神社神道の場合は、仏様になるのではなく、子孫を守護する神様になるからです。
キリスト教においても神社神道同様に御霊前のみとなります。
なお、仏式、神式、キリスト教式に限らず、また、故人の亡くなられた日数、年数に限らずオールマイティな名目として「御供花料」があります。葬儀、法要、霊祭に限らず生花は必ず供えられるからです。
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