高松市/花屋/ブーケ/スタンド花/おんちゃんの花屋 | なぜ、一周忌の法要の次は三回忌と呼ぶの!

◆年回忌法要の数え方
 「一周忌の次は、一年プラスして三回忌と呼ぶます!」 
 亡くなられて一年後の命日は「一周忌」と呼びます。それなら亡くなられて二年後の命日は「二周忌」と呼ぶはずですが、実は、「三回忌」と呼んでいます。一周忌は、亡くなられて一年を迎えたというので一周忌と呼び、一周忌以後の年間法要の数え方は、次の年を迎えるという意味で、一年プラスします。つまり、二年後の命日は、三年目を迎えるという意味で一年プラスして、「三回忌」と呼んでいます。ですから、三回忌の法要にあたる日は、二年後の命日です。 
 それ以後は、同じように六年後の命日を七回忌,十二年後の命日を十三回忌、同様に十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌、百回忌となります。

◆年回忌法要はいつまで続けるか
 「現実に、何回忌までつづけたらいいの!」 
 年間法要は、永遠に続けるのが理想であり、そういう願いをもつのは大切なことです。しかし、亡くなって百年も過ぎると、その故人の生前を知る人は皆無で、その故人の存在よりも、その家の先祖という抽象的な存在になるでしょう。
 一周忌は当然ですが、三回忌も同じようにつとめます。そして七回忌も一周忌、三回忌ほどの規模ではないにしてもかなりの人がつとめているようです。次に十三、十七、二十三、二十七回忌になりますと、つとめない家もあるようです。また、二十三回忌と二十七回忌を合わせて、二十五回忌という例もあるようです。でも三十三回忌になりますと、再び三回忌や七回忌と同じくらいにつとめる家が多くなるようです。
 さらに、五十回忌、百回忌をつとめるというのは、それだけ家が長く続いているという証となり、かえって盛大なものになるようです。
 一般的には、お盆やお彼岸の先祖のお墓参りのことも考えて、三十三回忌で年間法要の一応の区切りをつかるか、事情が許せば五十回忌まで営みたいというのが多いようです。

◆法要の日の変更について
 「法要の日と結婚式が重なったらどどうしたらいいの!」
 年回忌法要は、しきたりどおりの年回忌法要にあたる命日の日に営むものです。また、亡くなられた人の年回忌法要が、たとえ一年のうちに数回営まねばならないとしても、これもその都度営むのが本来です。ところが、実際問題として、そうはゆかない場合があります。 
 何かのお祝いごとと重なった場合や、真冬で寒さが厳しくて、参会者の人たちに大変つらい思いをさせてしまったり、命日が暮れの押し迫った日だったり、そういうことは実際によくあり、変更しなければならないのもやむを得えないでしょう。この場合、心得ておかねばならないのは、法要の日の変更を命日にあたる日より、原則として早い日にしなければなりません。
 日頃なにげなく、毎日の生活を送っている私たちにとって、明日はどうなるかということは、誰にも分からないし、明日は今日と同じように平穏な生活が送れると保障してくれる人もいません。ですから、今の私の命を受け継いでくださった先祖や故人の年回忌法要は、とにかく日程変更する場合、一日でも早めにというのが当然なことで、たとえお祝いごとと重なったとしても、先祖の法事を後回しにしてはいけないという昔からの戒めも、理解できるはずです。
 サラリーマンの家庭が多い現代では、日曜、祭日が休日ということが多いことから法要の日も日曜、祭日に営むというケースが多くなっています。例えば、年回忌法要の日が平日の火曜日なら法要はその二日前の日曜日に、ということになります。でも、平日を日曜にするという程度にとどめましょう。
 また、その時は、その実際の命日にも仏壇へ線香、花、ローソクなどをお供えして、家族で合掌礼拝しお参りします。また、同時に旦那寺やお墓へお参りするのも心がこもっています。 

 「法要の日を忘れてて、過ぎてしまった!」
 その時は仕方がありません。気がついた時にできるだけ早く法事を営むべきです。もちろんお寺さんの都合や、参会者の都合などを考えなければいけないですが、早めにしないと、ついずるずる日がのび、中止というような最悪の状態にもなりかねません。 


 「今年は、祖父と祖母の年回忌法要の日が重なった!」
 
年回忌法要は、しきたりどおりの年間法要にあたる命日の日に営むものです。また、亡くなられた人の年回忌法要が、例え一年のうちに数回営まねばならないとしても、これも、その都度営むのが本来です。ところが、実際問題として、そうはゆかない場合が多いです。
 二つ以上の年回忌法要を同時に営むことを”合斎(がっさい)”とか”併修(へいしゅう)”と呼びます。一周忌と、できれば三回忌までは、他の法要と同時に営むことは避けましょう。
 一周忌、できれば三回忌を営んだ次に法要を同時に行う場合は、日取りはいちばん早い故人の命日にあわせますし、繰り上げた故人(例えば、祖父の命日にあわせた場合は、祖母)の本来の命日には、仏壇をおかざりして合掌礼拝を捧げます。
 
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